出版时间:1989 出版社:里文出版 作者:横尾 忠則
内容概要
19世紀に生き狂死した最後の浮世絵師・芳年の軌跡をたどり、20世紀末の現代にとって芳年とは何かを問う。
芳年の絵にみるエロチシズム、狂気、残酷性、霊的なものなどを各ジャンルから探り、人間の文化の本質に迫る。
美術界の鬼才・横尾忠則の編集・装幀と、日本有数の浮世絵コレクター・中右瑛の資料・編集協力、かつ、豪華執筆陣、豊富な挿図によるユニークな世紀末芸術文化論。
芳年の世界(世紀末と芳年的なもの;浮世絵の最期の場面―芳年のエロスとタナトス;芳年の時代性と反時代性)
芳年的なもの(死んだ大きな鼠;骨まで愛してみよう;幸福の裂け目;血みどろの真如の月;血の陥穽;芳年の実像)
狂気の様相(文学にみる狂気―狂気・乱心・あっけらかん;言葉と狂気―基本語にみる正常と異常;童話にみる狂気―賢治童話の場合;映画にみる狂気―過激で神聖なる精神宇宙;写真にみる狂気―物狂いの系譜;演劇にみる狂気―ヒトに憑く異形の「気」;現代美術と狂気―時代の狂気を超えるもの)
狂気を超えるもの(文化と狂気―その後;宇宙的霊性との出会い;芸術と霊的なもの;宇宙と狂気と愛;芳年美学にひかれて―浮世絵挽歌をかなでる狂気絵師;美術における狂気の系譜)
「月の絵師」芳年―あとがきに代えて
图书封面
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