錦絵が語る江戶の食

出版时间:2009  出版社:遊子館  
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内容概要

錦絵というメディアを通じ、江戸の豊か食文化を紙上に蘇らせてくれる一冊。
まずは錦絵という当時の成熟した芸術手段からは、豊富な色遣い、一定の写実主義的手法や、遠近法の導入が見て取れる。また人びとの動きや表情にはユーモア精神があふれている。近代への萌芽が確実に見い出される。
そしてとりあげられる食もバラエティ豊かで、食欲や豊かな文化が成立していてたことを示す。その背後には年中行事や娯楽を祝い、自然をいつくしみ、家族や地域社会の人々と絆を深めあう、豊かな社会が存在していたのだ。
エネルギー生産や技術の観点からは今日のわれわれのほうが優れているのは当然だが、こういった面ではどうだろうか。個人で味気のない、何が入っているかわからない食べ物を急いで食べるのと、どちらが幸せだろうか。果たして歴史が進めば全てが進歩し、よくなったと言えるのだろうか。

作者简介

筆者の松下幸子さんは、調理学、江戸の食文化を専門とする千葉大学名誉教授で、2005年に瑞宝中綬賞を受けられました。本書を執筆されたのは84歳の時で、この学問への情熱には頭が下がりました。本書は2001年3月に始まった『歌舞伎座メールマガジン』に第1回から連載を始めた「江戸食文化紀行」をもとに精選し加筆して構成したものだそうです。

书籍目录

本書の項目です。行事の食(正月、雛祭、端午、七夕、土用干、二十六夜待、重陽、酉のまち,餅つき) 行楽の食(梅見、花見、潮干狩、花火、月見、雪見) 芝居の食(芝居町、芝居小屋、芝居茶屋、楽屋、正月の宴・初芝居、顔見世、舞台) 商いの食(魚市場、魚屋と獣肉屋、魚と野菜、料理屋、茶見世、行商、菓子屋) 旅の食(旅籠、道中の名物) 日常の食(食事、台所、鰹節、子供の飲食、菓子と酒) 江戸の美味(海苔・白魚、初鰹、刺身、すし、田楽、天麩羅、蒲焼、蕎麦) 江戸料理再現(国立劇場十八番、歌舞伎座厨房)

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