出版时间:2005/10/18 出版社:G.B. 作者:横尾忠則,奈良美智
Tag标签:无
内容概要
「アート作品を見る」「アート本を買う」「美術館に行く」ことを、「小説を買う」「漫画を買う」「映画館に行く」ことと同じくらい、身近に感じる人というのは少ないように思う。映画や音楽ではその作品に触れた喜びをストレートに表現するのに、アートの場合は違う。作品に触れて「おもしろいな、感動的だな、笑えるな」などと思ったとしても、多くの人は言葉にしない。だから美術館はシーンとしている。アート作品を見たら「おもしろかった」「つまらなかった」だけじゃない、もっともらしい意見、そうつまり、例えばなにがなんだかわからないものが描かれた絵だったとしても、その作品作りにかける作者の思いまで汲み取った意見をいわないとなんだか「理解力、センスのない人」と思われると考えているのだろうか?人によって理由はさまざまだが、やはり「アート作品に触れる」ことは、日本人にとってまだまだ親しみの薄いことのように思われる(もちろん、一部の美大生やアート好きは除く)。日本にはたくさんの素晴らしい、世界に誇るべきアーティストがいるのに。アートを、ただ単純に「楽しい」「すごい」「わけがわからない」と感じるだけでも、アートに触れる喜びを知ったことになるのに。その本当にシンプルな“アートを楽しむ”気持ちを持ってもらう、そして日本が世界に誇るべきアーティストのことをもっと知ってもらいたい、本書の製作意図はそこにある。この本は『Gag Bank』という隔月刊サブカル情報誌で掲載されていた、“ボザール1号美術館”というコーナーをまとめたもの。その際に作品はなんと1号サイズ、つまりハガキサイズで掲載されていた。本来ならば見上げるほどの大きな作品だって、すべて1号サイズで掲載した理由とは。それは、「気軽に部屋に飾り見つめてほしい、気軽に大切な人にプレゼントしてほしい」からにほかならない。アーティストの方々にもこのコンセプトに賛同していただき、快く作品図版を貸していただいた。心より感謝を申し上げたい。そして掲載する作品、アーティストをセレクトする基準として考えたのが、『現役で活躍する日本人アーティストの作品』であることだ。逝去した方々の中にももちろん素晴らしいアーティストはたくさんいるが、“今”の日本を伝えるには、やはり“現在活躍中”の人を紹介していかねば、“今”の空気を読者に伝えられないと思ったからである。さらに、ほかのアート本とは違うと自負しているのが『マンガやゲーム、アニメも立派なアートである』と考え、写真やイラストなどとともに収録しているところである。この3つは日本が一番世界に誇るべき文化。緻密な絵と構成、娯楽性、独特のタッチ・・・これをアートといわずとしてなんといおうか。堂々と世界に「これが今の日本のアートだ」と伝えたい一心で、これらを決定し、将来の書籍化を夢見ながら「ボザール1号美術館」を作ってきた。そして書籍化するにあたり、2001年の横浜トリエンナーレで注目され、現在新進気鋭作家として活躍する7名の新しいアーティストを追加した。そして最終的に、大御所から若いクリエイターまで、今の日本をバランスよく見せることができたと感じている。最後にもうひとつ。本書では日本語に加え、英語、仏語、中国語の解説文を収録した。日本のカルチャーをより広い世界に発進したいと考えての演出だ。もっと気軽にアートを感じてほしい。そう願ってやまない。
图书封面
图书标签Tags
无
评论、评分、阅读与下载