近代中国の出産と国家・社会──医師・助産士・接生婆

出版时间:2011-11  出版社:研文出版社  作者:姚毅  

内容概要

伝統的産婆が消え,近代的医師・助産婦が登場する歴史プロセスを通じて,中国の国家・社会関係の深層での変容を考察する。近代中国におけるジェンダー研究の新成果。

作者简介

中国人民大学毕业,日本东京大学博士,同校外国人特别研究员。

书籍目录

序章 出産と近代中国
はじめに
第一節 先行研究とその特徴
第二節 本書の課題
第三節 資料、地域、構成
第一章 伝統的産婆の世界と医者
はじめに
第一節 伝統中国の「産婆の世界」
第二節 医者の産婆観――矛盾する多重言説
第三節 医書の中の出産観と身体観
第四節 産婆の仕事と産婆の社会的文化的機能
小結
第二章 西洋産科学の伝播と受容
はじめに
第一節 女性医療宣教師の活動と「土産婆」批判
第二節 中西医優劣論と産婆術
第三節 維新派の医学救国論と母子衛生
第四節 「科学的新知」として――女性自身による受容
小結
第三章 医の専門職化と医師・助産士・産婆の分業の形成
はじめに
第一節 医療における教育制度と資格制度の確立
第二節 助産業の専門職化とその特徴
第三節 産科医の技術開発と病院出産の実態
小結
第四章 国家による介入――助産者に関する制度的変遷
はじめに
第一節 清末及び北京政府期の衛生行政改革
第二節 実験期の母子衛生――北京公共衛生事務所と北京協和医学院
第三節 南京国民政府の衛生行政と出産の「国家化」志向
第四節 南京国民政府の母子衛生・助産教育の基本理念と政策
小結
第五章 助産教育のシステムの形成と実態
はじめに
第一節 産科医による新式助産者の養成
第二節 専門職とジェンダー――楊崇瑞の助産教育理念を中心に
第三節 助産士・産婆養成の機構と養成の状況
第四節 助産者の割合及び妊産婦・乳幼児死亡率の変化
第五節 「国家化」の虚実――資金をめぐる「国立」と「私立」の攻防
小結
第六章 出産の現場――各アクター間の権力と交渉
はじめに
第一節 北京市における産婆管理状況
第二節 北京市における産婆取り締まり文書
第三節 産婆取り締まりの社会的意味に関する考察
第四節 助産士・産科医の「技術ミス」
小結
第七章 出産の近代化に対する女性たちの反応
はじめに
第一節 新式出産に対する各階層の女性の反応  )
第二節 新式出産に抵抗或いは不満を示した女性の体験――1920‐30年代
第三節 新式出産を歓迎した女性の体験――1940年代
小結
終章 近代中国のジェンダー・国家・文化
第一節 産科医・助産士・接生婆の関係及びジェンダー
第二節 出産の変容を規定した要因:国家・医師職能団体・個人
第三節 文化受容と中国の「近代性」

图书封面

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