出版时间:2012-11 出版社:キネマ旬報社
内容概要
日本映画躍進の「鍵」は海外市場にある――
海外売上を2000年からの11年間で3.5倍に増やしたアメリカと、微増、微減の横ばいをつづけた日本。
この11年間、ハリウッドは何をやって海外売上を増やしたのか。また、日本はこの11年間、何をやらなかったのか。
国内市場での日本映画はここ数年絶好調であるが、では世界市場で日本映画はどのように受け入れられているのか。
同様、日本で苦戦するハリウッド映画は世界ではどうなっているのか。
地動説的視点で世界のなかの日本映画をみつめ、どのように世界に送り出すかを提案する、全映画ビジネス関係者必読の一冊。
【主な内容/目次より】
はじめに
・天動説的視点から地動説的視点へ
第1章 ハリウッドはいかにして世界市場を制覇したのか
・ハリウッドが世界を制覇するまでの道程
・1980年代のハリウッド映画
・80年代のボックス・オフィス・トップ10とアカデミー賞
・世界的2次利用(ビデオ)市場の拡大
・マリオ・カサール、アンドリュー・G・ヴァイナとカロルコ・ピクチャーズ
・1990年代のハリウッド映画
・アメリカ映画市場の拡大と雇用の創出
・ハリウッド製アニメの世界進出
・ハリウッドの世界制覇を後押しした世界的シネコンの普及
・ボックス・オフィス・トップ10とアカデミー賞
・ハリウッドへの人材流入
・2000年以降のハリウッド映画
・2000年代の興行トップ10とアカデミー賞
・北米興行収入歴代ベスト50と世界興行収入歴代ベスト50
第2章 東欧諸国の民主化とハリウッドの侵略、そしてユーロからの反撃
・日本映画の国際戦略 ヨーロッパ
・1990年代のヨーロッパ映画産業
・2000年代のヨーロッパ映画産業
第3章 激変するアジア市場とガラパゴス化する日本
・日本映画の国際進出 アジア
・世界に飛び出した香港、台湾、中国の映画人
・アジアでの映画人たちの交流がはじまった
・目覚め始めた台湾映画
・国策としてエンタテインメント産業の育成を目指した韓国
・21世紀の日本映画産業
・ガラパゴス化する日本の映画市場
第4章 日本映画が国際進出するための戦略
・日本映画の国際進出 処方箋
・1 情報、データの整備
・2 映画人の語学力育成
・3 海外セールス、海外プロモーションの人材育成
・4 日本映画の国際仕様、現地化(ローカライズ)
・仮想輸出先としての中国
・5 国際共同製作について
・6 アジアでの人材交流 映画祭、マーケット
あとがき
图书封面
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