虚構内存在

出版社:作品社  作者:藤田 直哉  
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内容概要

内容紹介
3・11以降急速に政治化するオタク、貧困にあえぐロスジェネ世代……、絶望の淵に立たされる今、高度電脳化世界の〈人間〉とは何かを根源から問う。10年代本格批評の誕生! 世界がSF化した21世紀、筒井康隆の超虚構力が甦る。その可能性から跳躍した藤田の批評は、夢と希望と勇気を与えてやまない。――巽孝之(慶應義塾大学文学部教授・SF批評家)
内容(「BOOK」データベースより)
3・11以降急速に政治化するオタク、貧困にあえぐロスジェネ世代…、絶望の淵にたたされる今、高度電脳化世界の“人間”とは何か?を根源から問う。10年代本格批評の誕生。

书籍目录

第1部 なぜ、いま筒井康隆が必要なのか(なぜ、いま筒井康隆が必要なのか
戦後史の中の筒井康隆―「武器としての笑い」と「楽器としての笑い」)
第2部 超虚構理論と虚構内存在(超虚構理論とフリードリヒ・フォン・シラー
虚構内存在の存在論
内宇宙の神話―“集合的無意識”から「文化的無意識」へ
感情移入の理論
機械化した良識―『朝のガスパール』から『断筆宣言』まで)
第3部 虚構内存在の切り拓く新たなる“生”の次元(虚構内存在の政治)

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