出版时间:2013-8 出版社:七つ森書館 作者:小鷹信光,逢坂剛
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内容概要
「ハードボイルドというのは人生なんだ」(小鷹)
「いいえ、文章のスタイルこそがハードボイルドです」(逢坂)
日本ハードボイルド界の父・小鷹信光と、直木賞作家の逢坂剛が、1920年代に始まるハードボイルドの歴史、ハードボイルド独特の世界観などを、丁々発止に語り尽くします。また秘蔵のパルプ・マガジン「ブラック・マスク」など、マニア垂涎の図版もたっぷりお見せします。
作者简介
小鷹 信光(コダカ ノブミツ)
1936年岐阜県生まれ。ハードボイルドを中心としたミステリ評論家、翻訳家、アンソロジスト、小説家。早稲田大学第一文学部英文科卒業。ワセダミステリクラブに所属し、在学中から評論活動を開始。医学書院に勤務する傍ら、 翻訳家としても活動を開始。テレビドラマ『探偵物語』の原案者であり、小説版も手がけた。2007年、『私のハードボイルド』(早川書房)で日本推理作家協会賞を受賞。
著書『アメリカ暗黒史』(三一新書)、『探偵物語』(幻冬舎文庫)、『アメリカン・ヒーロー伝説』『アメリカ語を愛した男たち」『翻訳という仕事』(以上 ちくま文庫)、『私のペイパーバック』(早川書房)、『アメリカ・ハードボイルド紀行』(研究社)など。
翻訳書『人狩り 悪党パーカー』(リチャード・スターク著、早川書房)、『郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす』(ジェイムズ・M・ケイン著、ハヤカ ワ・ミステリ文庫)、『ブラッド・マネー』(ダシール・ハメット著、河出文庫)、『ブルー・ダリア』(レイモンド・チャンドラー著、角川書店)、『マルタの鷹』『赤い収穫』『影なき男』 (以上ダシール・ハメット著、ハヤカワ・ミステリ文庫)など。
逢坂 剛(オウサカ ゴウ)
1943年東京生まれ。小説家。中央大学法学部法律学科卒業。博報堂に勤務する傍ら、 執筆活動を行う。1980年「暗殺者グラナダに死す」により第19回オール讀物推理小説新人賞を受賞。86年『カディスの赤い星』(講談社文庫)により直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。
おもな著書として、百舌シリーズに『百舌の叫ぶ夜』(集英社文庫)など、岡坂神策シリー ズに『クリヴィツキー症候群』(講談社文庫)『バックスト リート』(毎日新聞社)など、御茶ノ水警察署シリーズに『大迷走』(集英社)など、イベリア・シリーズに『暗殺者の森』(講談社)など、禿鷹シリーズに『禿鷹の夜」『無防備都市」『銀弾の森』『禿鷹狩り』「兇弾」(以上文春文庫)など、重蔵始末シリーズに『重蔵始末』(講談社文庫)、平蔵シリーズに『平蔵の首』(文藝春秋)などがある。
また対談本には『大いなる西部劇』『誇り高き西部劇』(川本三郎と共著、新書館)、『さらば愛しきサスペンス映画』(川本三郎と共著、七つ森書館)などがある。
书籍目录
まえがき──逢坂剛
第1章 はじめはおみやげとおもしろ話あれこれ
アメリカ全州を回った
デビューした頃の話
常盤新平さんのこと
『マルタの鷹』改訳をめぐって
主語は「私」か「踊子」か
第2章 ハードボイルドとの出会い
初の「パーカー映画」
フィルムノワールを語る
スパゲティ・ウエスタン
ハードボイルドとは何か
英語へのこだわり
逢坂剛、ハードボイルドとの出会い
映画は脇役がおもしろい
固茹で玉子の語源
第3章 ハメット『マルタの鷹』問題
『マルタの鷹』十人目の翻訳者
『赤い収穫』か『血の収穫』か
「ブラック・マスク」とは何か
『ガラスの鍵』の魅力
学者の翻訳
村上春樹の翻訳力
『マルタの鷹』改訳騒動
ハードボイルド翻訳作法
フルネームの女性たち
シェイクスピアの引用
公開/未公開の基準はどこにある
第4章 ハメット『赤い収穫』問題
『赤い収穫』の映画化
ハメットのプロフィール
ビュートという街
『赤い収穫』のキャスティング
メアリー・アスターを擁護する
年齢設定への疑念
ウエストレイクの『赤い収穫』幻のシナリオ
リー・マーヴィンの凄み
キャスティング決定!
同世代のヒーローたち
「秘話」の数々を語る
『赤い収穫』は四回分載だった
『ガラスの鍵』の難しさ
第5章 ハードボイルドの作家たち
『影なき男』とパーカー、クラムリーのこと
チャンドラーのこと
エルモア・レナードのこと
ジェイムズ・M・ケインとマッギヴァーンのこと
ジェイムズ・ハドリー・チェイスと幻の完全版のこと
ハードボイルドの生きにくさのこと
あとがき──小鷹信光
图书封面
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