子どもはどこで犯罪にあっているか?犯罪空間の実情・要因・対策

出版时间:2000-3-1  出版社:晶文社  作者:中村 攻  

内容概要

4人の幼女が犠牲になった宮崎事件。神戸の「酒鬼薔薇」事件。京都の小学校の校庭での生徒殺害事件…。それらは氷山の一角にすぎない。その底辺では、たくさんの子どもたちが暴行や恐喝や痴漢などの犯罪にあっている。公園・道路・商店街・駅・駐車場・集合住宅の敷地内など、子どもが実際に被害にあった場所の実地調査にもとづき、多数の写真と地図をまじえて、街の中にひそむ危険な要因を指摘し、対策を提案する。
メディア掲載レビューほか
町のなかのどの死角で,子どもは犯罪にあっているかを調査。その対策に住みよい街づくりを具体的に提案する
千葉と東京の8000人近い小学生に調査したところ,4割が追いかけられたり,脅されたり,わいせつ行為をされていた。しかも,公園,駐車場,道路,商店街,集合住宅,駅など子どもがよく通ったり遊んだりしているところで,昼間,被害にあっていたというおそるべき事実が明らかになった。加害者の7割は大人の男性で,子どもにとって知らない人だった。犯罪と隣あわせに暮らしている子どもたちをどう守ったらいいのか。
子どもが実際に被害があった場所の実地調査をし,街には死角ともいうべき空間があり,大人の視線が届かないところで,子どもが危険にさらされていることを,ふんだんな写真や地形の図面から示唆している。
都市計画研究家である著者は,死角的空間のない,子どもにとって安全な街づくりがどうすれば実現できるか具体的に提案している。大人も子どもも閉じこもらずに,空間を気持ちよく共有する街づくりが見えてくる本である。教育関係者や都市計画や建築業にたずさわる人に読んでほしい内容だ。
(フリーランスライター 杉山 由美子)
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