出版时间:2005 出版社:草思社 作者:森 達也
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内容概要
ドキュメンタリーとは事実の客観的記録である―ほんとうにそうなのだろうか?すべての映像は、じつは撮る側の主観や作為から逃れることができない。ドキュメンタリーを事実の記録とみなす素朴で無自覚な幻想からは、豊かな表現行為は生まれようがない。だが、撮ることに自覚的で確信犯的な作品の中には、観る側の魂を鷲づかみにしてきたものが多々ある。本書は、ドキュメンタリーというものが拓いてきた深甚な沃野に向き合い、その悪辣で自己本意で、自由で豊潤な表現世界の核心へと迫るものである。たんなる映画作品論ではない。この現実世界の見方そのものを揺さぶる鮮烈な論考である。
作者简介
〈森達也〉1956年広島県生まれ。立教大学法学部卒業。映画監督、ドキュメンタリー作家。「A2」で山形国際ドキュメンタリー映画祭審査員特別賞および市民賞を受賞
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