基本判例に学ぶ刑法総論

出版时间：2010-6-24  出版社：成文堂  作者：山口厚  

内容概要

目　　次
はしがき
凡　　例
第1章因果関係1
㈵はじめに1
㈼実行行為の意義1
㈽法的因果関係5
1　因果関係とは　5
2　被害者の特殊な素因の影響　6
3　被害者の行為の介入　7
4　第三者の行為の介入　11
5　犯人自身の行為の介入　17
㈿まとめ19
第2章不作為犯21
㈵はじめに21
㈼因果関係22
㈽作為義務24
㈿まとめ34
第3章実質的違法性阻却・被害者の同意・緊急避難37
㈵はじめに37
㈼実質的違法性阻却38
㈽被害者の同意43
1　同意と違法性阻却　43
2　瑕疵ある同意　45
㈿緊急避難52
㈸まとめ55
第4章正当防衛57
㈵はじめに57
㈼急迫不正の侵害58
㈽防衛の意思66
㈿自招侵害70
㈸防衛行為の相当性74
�過剰防衛78
�まとめ83
第5章故意・錯誤85
㈵はじめに85
㈼故意の要件86
㈽未必の故意96
㈿具体的事実の錯誤100
㈸抽象的事実の錯誤109
�違法性阻却事由該当事実の錯誤114
�まとめ115
第6章過失犯117
㈵はじめに117
㈼結果予見義務の諸問題118
㈽結果回避義務の諸問題129
㈿管理・監督過失139
㈸まとめ163
第7章責任論の諸問題165
㈵はじめに165
㈼違法性の意識166
㈽責任能力177
㈿原因において自由な行為194
㈸まとめ201
第8章未遂犯203
㈵はじめに203
㈼実行の着手204
㈽不能犯211
㈿中止犯216
㈸まとめ222
第9章共　犯225
㈵はじめに225
㈼共犯の因果性226
㈽間接正犯と共犯の従属性233
㈿共同正犯の成立237
㈸共犯と身分255
�承継的共犯258
�共犯関係の解消264
�過失犯の共同正犯274
�不作為による共犯277
�必要的共犯283
・まとめ285
第10章罪　数287
㈵はじめに287
㈼包括一罪288
㈽科刑上一罪293
㈿まとめ300
事項索引302
判例索引304

作者简介

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山口 厚
1953年生まれ。1976年東京大学法学部卒業。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)