出版时间:2006-11 出版社:慶応義塾大学出版会 作者:段瑞聡
Tag标签:无
内容概要
中国国民党、及び、中華民国国民政府の指導者、蒋介石が1934年2月19日に発し、足かけ15年にわたって展開された大衆動員運動=「新生活運動」の全容を解明。蒋介石の日本留学経験や、クリスチャンで大財閥令嬢である妻、宋美齢が果たした役割、ドイツやイタリアのファシズムの影響等の検証から「新生活運動」の理念や実施内容を詳細に分析。1930年代から40年代の国共関係の変容や、蒋介石が描いた近代国家建設の理念を明らかにする。
作者简介
段 瑞聡 (ダン ズイソウ)
慶應義塾大学商学部助教授。1967年生まれ。中国・内蒙古大学外国語学部卒業(88年)後、同学部助手に就任。90年財団法人大内山塾に日本語研修のため来日。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程(94年)ならびに博士課程修了(99年)。杏林大学を経て、2001年より慶應義塾大学商学部専任講師、2003年より現職。博士(法学)。専攻は中国近現代政治史、現代中国政治、日中関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
书籍目录
序章 蒋介石研究の射程
第1節 新生活運動研究の視角とその意義
第2節 先行研究とその問題点
第1章 新生活運動発動の背景――思想的側面を中心に
第1節 問題の所在
第2節 新生活運動における伝統思想の側面
第3節 ファシズムの影響と新生活運動
第4節 キリスト教と新生活運動
第5節 蒋介石の日本留学経験と新生活運動
第6節 結語
第2章 新生活運動の組織構造と蒋介石の権力基盤
第1節 問題の所在
第2節 新生活運動の開始期
第3節 新生活運動組織の統一時期
第4節 新生活運動促進総会の発展期
第5節 日中戦争期の新生活運動促進総会
第6節 国共内戦期の新生活運動――南京復帰から終息へ
第7節 結語
第3章 蒋介石の権力の浸透と新生活運動――一九三四年を中心に
第1節 問題の所在
第2節 蒋介石の権力奪回と新生活運動
第3節 新生活運動の開始
第4節 促進総会成立後の新生活運動
第5節 結語
第4章 蒋介石の国家建設理念と新生活運動――一九三五~一九三七年を中心に
第1節 問題の所在
第2節 「三化」目標と蒋介石の国家建設理念
第3節 国家建設理念の具現化と新生活運動
第4節 結語
第5章 新生活運動と「抗戦建国」――一九三七~一九四五年を中心に
第1節 問題の所在
第2節 日中戦争期における新生活運動促進総会
第3節 新生活運動促進総会婦女指導委員会の改組と活動
第4節 結語
結論
補章 蒋介石の対日認識――新生活運動の背景を例に
第1節 問題の所在
第2節 新生活運動の背景から見た蒋介石の対日認識
第3節 蒋介石の対日認識の形成要因
あとがき
图书封面
图书标签Tags
无
评论、评分、阅读与下载