出版时间:2007-12-10 出版社:求龍堂 作者:植田 正治
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内容概要
好きなものしか撮らない夫のモデルとなり、好きなことしかしない夫を影で支え、それが幸せだった。
植田正治の没後発見されたネガの束より編纂した妻を被写体とした1935‐50年代の未発表写真。
作者简介
植田正治[ウエダショウジ]
1913年鳥取県の現在の境港に生まれた。中学時代より写真にのめり込み、1932年に上京し3カ月間オリエンタル写真学校に通う。卒業後帰郷し19歳で営業写真館を開業する。この頃より写真雑誌の月例の常連入選者として注目される。1935年、22歳で大山近くの法勝寺町出身の19歳の白石紀枝と結婚する。女学校を卒業したての紀枝は、童謡や詩を好むロマンティックな少女であった。結婚直後から「中国写真家集団」の創立に関わるなど写真活動は一層盛んとなり、写真館は紀枝婦人の献身的な支えで運営されていた。紀枝もモデルをつとめた砂丘での演出写真は「UEDA‐CHO(植田調)」と呼ばれ、世界的に高い評価を得る。1983年に紀枝が67歳で死去。1996年、フランスより芸術文化勲章を授与される。2000年に87歳で亡くなるまでふるさとを離れることなく「アマチュア精神」を貫いた生涯であった。近年、植田正治再見の動きとともにヨーロッパ巡回の回顧展、出版物の刊行が続いている。植田正治写真美術館が鳥取県西伯郡伯耆町にある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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