古代東アジアの社會と文化

出版时间：2007-3  出版社：汲古書院  
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内容概要

中国古代史研究を専門とする早稲田大学名誉教授・福井重雅先生の古稀・退職を記念し、指導を受けた研究者らと、福井重雅先生自身の論文をまとめた書。甲骨文の時代から１３世紀までの中国史・東アジア史の学問潮流を俯瞰する。

书籍目录

東アジア世界における公平、平等の源流を求めて 豊田久 著 5－31
范蠡と莊生 濱川榮 著 33－51
中國古代における「二王の後」の成立 岡安勇 著 53－76
九店楚簡「告武夷」篇からみた「日書」の成立 工藤元男 著 77－98
秦律・漢律における女子の犯罪に對する處罰 水間大輔 著 99－119
前漢時代の賣爵と刑罰免除 石岡浩 著 123－142
前漢の典屬國 熊谷滋三 著 143－163
『漢書』「五行志」の述作目的 小林春樹 著 165－185
漢代牛馬挽犂畫像石考 渡部武 著 187－212
五斗米道張魯政權の性格 澤章敏 著 213－232
『後漢書』『三國志』所收倭（人）傳の先後問題 福井重雅 著 233－255
慕容【カイ】の遼西支配 三崎良章 著 259－276
北魏の華北支配と道教 小幡みちる 著 277－295
劉昭の『集注後漢』撰述と奉呈について 小林岳 著 297－313
西魏・北周時代の「防」について 平田陽一郎 著 315－334
麴氏高昌國の王權とソグド人 荒川正晴 著 337－362
突厥執失氏墓誌と太宗昭陵 石見清裕 著 363－379
杜佑の戸口論 北川俊昭 著381－400
東アジアにおける文字文化の傳播 橋本繁 著 403－421
新羅王京の三市について 李成市 著 423－442
高麗における燃燈會と王權 奥村周司 著 443－463
遼代の遼西路について 高井康典行 著 467－486
宋代の「畋獵」をめぐって 久保田和男 著 487－506
金代地方吏員の中央陛轉について 飯山知保 著 507－521
徽宗の御碑 石田肇 著 523－545
宋末元初湖州呉興の士人社會 近藤一成 著 547－567