浄瑠璃と謡文化―宇治加賀掾から近松・義太夫へ

出版时间:2012-3-30  出版社:早稲田大学出版部  

内容概要

近松門左衛門、竹本義太夫に大きな影響を与えた古浄瑠璃太夫、宇治加賀掾。
その芸論・技法論について、従来の定説を覆す新発見を含む画期的研究の成果。
第5回日本近世文学会賞受賞論文、待望の単行本化。

作者简介

田草川みずき[タクサガワミズキ]
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)早稲田大学。専攻は日本古典演劇(特に能・人形浄瑠璃)。早稲田大学演劇博物館助手、日本学術振興会特別研究員PDを経て、2012年4月より日本学術振興会特別研究員RPD(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

书籍目录

第1章 加賀掾の浄瑠璃芸論(宇治加賀掾の浄瑠璃芸論『竹子集』序文と『塵芥抄』系謡伝書―進藤以三著『筆の次』との関わりを中心に;宇治加賀掾と音曲道歌―『謡之秘書』との関わりをめぐって ほか)
第2章 浄瑠璃の謡曲本文摂取(能「正儀世守」周辺―古浄瑠璃「十六夜物語」と妙庵玄又手沢五番綴謡本「正儀世守」との関わりについて;近松と加賀掾の「道成寺物」―浄瑠璃作者が引用した謡曲本文の系統をめぐって ほか)
第3章 加賀掾の技法論(“ヲクリ”について―“打切”との関連をめぐって;“色”について―謡の“色”からの影響を中心に ほか)
第4章 義太夫節周辺の浄瑠璃諸派(“カゝル”考―土佐節正本を中心に;土佐節譜本の研究―周辺芸能との比較を通して ほか)

图书封面

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