鄭玄と「周礼」周の太平国家の構想の詳細

出版时间:2010-12  出版社:明治書院  作者:間嶋潤一  
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内容概要

後漢末の鄭玄は『周礼注』を著したが、その礼体系は鄭玄の『周礼』解釈のすべてではない。鄭玄は太平招来・『周礼』制作にいたる周公の事迹を説き、それが昊天上帝の神意であることを明らかにしようとした。本書では、鄭玄の生涯・学問形成の過程、鄭玄が由拠した『尚書中候』の所説、『尚書注』『詩譜』『毛詩箋』に説かれている周公の事迹、鄭玄と同時代の太平道の太平についての考えを取り上げ、周公の『周礼』制作を周公の主宰する周の太平国家構想とみる鄭玄の考えの実相を論証する。

作者简介

間嶋 潤一
1950年香川県に生まれる。1976年東京教育大学大学院文学研究科修士課程(中国古典学)修了。現在、香川大学教育学部教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

书籍目录

內容簡介 序章 本書の目的と構成
第1章 鄭玄の生涯と経書解釈
第2章 「尚書中候」の太平神話と受命神話
第3章「周礼注」における天神.地示の祭祀
第4章「尚書注」における「周礼」と周公
第5章「詩譜」「毛詩箋」における周公避居と太平招来
終章 周公の太平招来をめぐる鄭玄の解釈と太平道の太平

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