出版时间:2012-8-31 出版社:丸善出版 作者:加藤 道夫
内容概要
内容紹介
ル・コルビュジエ(本名:シャルル・エドゥアール・ジャンヌレ1887-1965)は
故郷スイスのラ・ショー・ド・フォンで建築家を志し各地を転々とした後、
1917年にパリに活動の拠点を定める。
パリにおいてはまず、画家のオザンファンとの出会いから、
彼の影響のもと本名のジャンヌレで画家、美術批評家として活動を開始し、
徐々にその名は知られていくようになる。
その後1925年頃にオザンファンとは距離を置くようになり、
これが一大転機となり、ル・コルビュジエのペンネームを得て、
絵画、批評以上に、建築設計の活動に精力を傾けるようになり、
世界的建築家として羽ばたいていくこととなる。
本書は、当初の絵画や美術評論をメインとした活動を経由しながら
、 いかに建築家ないしは総合芸術家「ル・コルビュジエ」として独立し、
以降の活動を方向付けていったかを検証し、ル・コルビュジエが世に出る経緯をたどっている。
序論 近代建築家から総合芸術家へ
序章 総合芸術家ル・コルビュジエへの始まり
第1章 美術評論家ジャンヌレ
第2章 建築評論家ル・コルビュジエの誕生
第3章 ピュリスム画家ジャンヌレ
第4章 画家ル・コルビュジエの誕生
第5章 建築家ル・コルビュジエ―規則から遊動へ
第6章 総合芸術家 ル・コルビュジエの建築
内容(「BOOK」データベースより)
ル・コルビュジエは評論家、画家、建築家という3つの顔を持っている。これらは不可分で、相互に影響し合ってル・コルビュジエという1つの人格を形成している。本書では、彼の3つの顔を総合的に捉え直すことで、動的なル・コルビュジエ像を炙り出し、総合芸術家としてのル・コルビュジエ誕生のプロセスを明らかにしている。
图书封面
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