内藤湖南とアジア認識

出版时间:2013-6  出版社:勉誠出版  作者:山田智・黒川みどり 編  

内容概要

日本近代史と中国古代史の視点を交差させることで、内藤の思想形成過程を思想史的・史学史的に検討。
アジア世界が混迷するいま、「東洋史の大家」の中国観・文明観の可能性と限界を再定位する。

作者简介

山田智(やまださとし)
1971年生まれ。静岡大学教育学部准教授。専修大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は中国古代史・史学史。
主な論文に「漢代専制的皇帝権の成立過程」(『歴史学研究』794号,2004年)、「近代日本からの中国への眼差し 内藤湖南の時代区分論を手がかりとして」(黒川みどり編『近代日本の「他者」と向き合う』解放出版社,2010年)、「現代中国の諸課題 歴史学への照射のために」(『ヒューマンライツ』281号,2011年)など。
黒川みどり(くろかわ・みどり)
静岡大学教育学部教授。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学、博士(文学)。専門は日本近現代史。
主な著書に『共同性の復権 大山郁夫研究』(信山社、2000年)、『近代部落史 明治から現代まで』(平凡社新書、2011年)、『描かれた被差別部落 映画の中の自画像と他者像』(岩波書店、2011年)など。

书籍目录

序章にかえて 山田智
第一部 内藤史学の形成
第一章 文明中心移動説の形成 黒川みどり
第二章 内藤湖南における二つの「近代」と「政治」 田澤晴子
第三章 近代日本における「東洋史」の形成と湖南の中国史 小嶋茂稔
第四章 内藤湖南の朝鮮観と「東洋史」―アジア認識の構造化のために 山田智
第二部 内藤神話への問い
第五章 史学の黙示録―『新支那論』ノート 與那覇潤
第六章 戦前期東洋史学における湖南学説の受容をめぐって 小嶋茂稔
第七章 朝鮮をぬきにして「支那(学)」は語れるか―内藤湖南の「日本文化史」叙述にみられる朝鮮認識をめぐって 姜海守
第八章 国家と社会をめぐる思想史的素描 松本三之介
あとがき

图书封面

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