海からみた歴史と伝統―遣唐使・倭寇・儒教

出版时间:2006-12  出版社:勉誠出版  作者:小島 毅  
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内容概要

日本古来の「伝統」文化は、いつどのように「伝統」になったのか? 「近代」の殻を破り、より長い時間、より開かれた視野を知覚するとき、そこには先人たちの思慮と智恵とが見えてくる。近代という病を過去に超える一冊。

作者简介

小島毅
1962年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科助教授。専攻、儒教史、東アジアの王権理論。儒教が果たした政治的・社会的役割を通じてその世界史的意義や、日本や中国の「近世」の意味を検討している。2005年から文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成」の領域代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

书籍目录

第1章 ハクシに返してどうなった?(なぜ八九四年に?
なぜ遣唐使は送られなくなったのか?
それでも人は行き来する―寧波という町 ほか)
第2章 「海外」は別の世界?―海を渡った三人の人物(平安後期に宋に渡り、宋に没した成尋
成尋は「遣宋使」だった?
日本、朝鮮、中国に渡って見る「応永の外冦」 ほか)
第3章 日本に「儒教」はあるのか?(儒教とは何か?
仏教のお坊さんが持ち帰った「朱子学」
江戸時代の儒者たち ほか)

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