岡本太郎

出版社：平凡社  作者：岡本太郎  
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内容概要

原色のダイナミックな迫力に満ちたアートの集大成。
幻の名著だった作品集が、今、高画質で鮮烈に甦る！
本書の特色
◎ 1979年に刊行し、岡本太郎作品集の最高峰とされていた本書を完全復刊。
◎ 新たに最高の印刷技術で、全ページを鮮烈なカラー画像で甦らせた。
◎ 大画面で展開する絵画作品は、初期から晩年までの傑作85点を収録。
◎ 最高傑作「明日の神話」の原画を、大迫力観音開きページ（19×120㎝）で展開。
◎ 全国にわたるモニュメント作品約80点を収録。現在は消失してしまい、ここでしか見られない貴重な作品を多数収録。
◎ インダストリアルデザイン、パフォーマンス、オリジナルグッズなど多面的活動を収録。
◎ 岡本太郎の生涯と活動を振り返るスナップ写真と、それに画家本人が添えた自筆のメッセージのコラージュも見どころ。
◎ 岡本太郎による序文「対極」をはじめ、針生一郎「岡本太郎の芸術と生活」、パトリック・ワルドベルグ「岡本太郎──対極のアクロバット」、ピエール・クロソウスキー「美と聖（美の呪力）」ら伝説的知識人による執筆。
岡本太郎のことば
この“挑み”はただの自己中心主義ではない。抵抗を感じる彼らが「何だこれは」と顔をそむける、その拒否感が衝動となって、枠にはまった常識を超える、新しい自己発見の機会となるだろう。だから、嫌われるものを作ることが、この世界に思わぬ地平をひらいて行く契機になるのだ。（岡本太郎「対極」）
私は絶望を、新しい色で塗り、きりひらいて行く。絶望を彩ること、それが芸術だ。
絶望するとき、あたりがくろぐろと淀む。その虚しさを抱きながら、私はまったく反対の世界をひらくのだ。（岡本太郎「対極」）