ジェンダーからみた中国の家と女

出版时间：2004-3  出版社：東方書店  作者：関西中国女性史研究会 (編集)  

内容概要

「家」―身の置き所か?社会的纏足か?中国の長い歴史の中で、常に誰かの母・娘・妻・姑・寡婦であった女性たち、あるいは「誰か」の束縛から逃れようとした女性たちが、家という枠組みとどう関わり、どう生きたかを探る。

书籍目录

Ⅰ女の役割と家
隋唐時期の医書に見える出産観
中国近代における家事科教育
何香凝
Ⅱ女の規範と家
宋元から明清時代の家法が規定する男女の役割
賢ならざる婦とは
白話小説に描かれる商家の妻
Ⅲ語られる家と女
女と門風
士大夫が語る家の中の女たち
清末の客家・五世同堂の女性たち
Ⅳ家を拒む女、家を求め女
自梳女の家
生家を出た娘たち
保姆たちの家への渇望
Ⅴ女性解放論者の家と妻
胡適と江東秀
徐志摩の結婚と離婚
Ⅵ家のかたち、女のすがた
「五口之家」と「一家百余口」
袁雪芬と上海の越劇