文章読本さん江

出版时间:2007-12-10  出版社:筑摩书房  作者:斋藤美奈子  

内容概要

第1回(2002年) 小林秀雄賞受賞
名だたる名文家が次々と名乗りを挙げ、叱ったり諭したり自慢したり(?)して文章をご指南くださる「文章読本」。そんなありがたい指南書が100年に亘り延々書き続けられたのはなぜか。大御所たちの思惑、「文章読本界」の抗争、そして国語・作文教育の変遷にまで切り込み、「文章読本」をめぐる悲喜劇を見事に描き出す。文庫化にあたりネット時代の文章読本について新規書き下ろし。小林秀雄賞受賞作。

作者简介

谷崎潤一郎からスタートし、さまざまな「文章読本」を読み解き、痛烈に平明に批判する。まずこれを読んでおくと、へんな文章技術に惑わされて、とんでもないところに迷い込まなくてすむ。いかに「文章読本」たちがいかに類型的で、ピント外れなことをやってきたかがスッキリとわかる凄い一冊。

书籍目录

・目次
1 サムライの帝国
書く人の論理―文章読本というジャンル
静かな抗争―定番の文章読本を読む
2 文章作法の陰謀
正論の迷宮―文章読本の内容
階層を生む装置―文章読本の形式
修行の場―文章読本の読者
3 作文教育の暴走
形式主義の時代―明治の作文教育
個性化への道―戦前の綴り方教育
豊かさの中で―戦後の作文教育
4 下々の逆襲
スタイルの変容―文章読本の沿革
様々なる衣装―文章読本の行方

图书封面

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