東洋学の系譜 欧米篇

作者：高田時雄 編  
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内容概要

近代ヨーロッパにおいて、東洋の文化は極めて魅力的な知的対象であった。コルディエ、マスペロ、ペリオ、シャヴァンヌ…、キラ星のごとく並ぶヨーロッパ東洋学の鬼才たち24人の評伝。年表・主要著作一覧付。

书籍目录

ビチューリン
――中国資料のロシア語訳
ロバート・モリソン
――中学に滞在した初のプロテスタント宣教師
クラプロート
――卓越した言語力によりアジア全域を研究
レミュザ
――ヨーロッパ最初の中国語講座
ブレットシュナイダー
――『中世西域研究』
コルディエ
――東洋の書誌学・外交史・東西交渉史
ル・コック
――トゥルファン・クチャの調査
スタイン
――敦煌莫高窟をはじめとするアジア古代文明
シルヴァン・レヴィ
――インド学の巨匠
シャバンヌ
――二十世紀シナ学の創立者
バルトリド
――トルキスタン研究
ラウファー
――アメリカ東洋学界の重鎮
ペリオ
――敦煌文書をフランスに将来、中央アジア学を大成
アレクセーエフ
――ロシア・旧ソ連の科学的中国研究の祖
マスペロ
――道教研究のパイオニア
グラネ
――社会学・民族学的観点から中国の古代社会を研究
ウラディーミルツォフ
――『モンゴルの社会制度』
カールグレン
――近代中国音韻学の創始者
ドミエヴィル
――サンスクリット・仏教学、中国文献学ほか
トゥッチ
――インド・チベット・ネパールの調査研究
ウィットフォーゲル
――「アジア的生産様式」から「東洋的専制主義」へ
ニーダム
――『中国の科学と文明』はじめ、一流の中国文明史家
バラーシュ
――近代的中国学の父
エーバーハルト
――民族学的・社会学的な視点から先駆的な業績を残す