出版时间:2001-12 出版社:創文社 作者:高木 智見
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内容概要
秦に先行する夏殷周の時代(BC.2000頃~.BC220年頃)とは、中国独自の文化が形成された「原中国」であった。本書は、諸子百家の系譜を辿るという従来の手法を排し、最新の考古学的資料と伝来文献を有機的に結びつけ、原中国の社会の全体像と人びとの日常的な心のあり方を、明確なイメージをもって共感的に描き出す。彼らの強固な祖先観念と血族意識は一族や国家の長存、「天地長久」を願う熱い思いの現れであった。当時の支配層の意志決定に参与した史官は文字を独占する最高の知識人であり、天地人についての歴史の知識を蓄積する過程で万物の運行を司る天道を見出した。そして『老子』とは、天地長久の統治と処世を実現する教訓、格言、警句を、天道をも越える「道」の立場から編集整理したものに他ならなかった。豊富な史料と明快な論証により、中国文化の本質解明に一石を投じる画期作。
作者简介
山口大学人文学部教授
书籍目录
はじめに:本書の目的と立場 第1部:血族社会の世界観(問題の提示 古代人と髪 人間と植物の類比的認識 血族の長期的存続 小結:戦国時代へ) 第2部:『老子』的思想の歴史的研究(問題の提示 『老子』思想の本質とその背景 歴史と『老子』 天道と道) おわりに
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