夢と豚と黎明：黃錦樹作品集

出版时间：2011-9-20  出版社：人文書院  作者：黃錦樹  译者：大東和重,羽田朝子,濱田麻矢,森美千代  

内容概要

留学先の台湾からの「帰郷」を契機に、華僑華人の複雑な感傷を描く表題作のほか、単一の価値観によって国家を統合しようとする権力の虚構性を炙りだす「アッラーの御意志」など、テクストを自在に操る黄錦樹の中短編作品17本を収録。

作者简介

1967年マレーシア・ジョホール州生れ。台湾・清華大学中国文学系博士。曁南国際大学中国語言文学系教授。清末学術史、中国現代当代文学、マレーシア華語文学。『馬華文学与中国性』（台北：元尊文化、1998年）、『文与魂与体：論現代中国性』（台北：麦田出版、2006年）、『回到馬来亜：華馬小説七十年』（編著、クアラルンプール：大将出版社、2008年）など。

书籍目录

I	帰郷
火と土	 大東和重訳／15
旧家の火	 大東和重訳／37
夢と豚と黎明	 大東和重訳／63
第四人称	 羽田朝子訳／81
Ⅱ	記憶
雨の降る街	 羽田朝子訳／111
花ざかりの森	 森美千代訳／127
錯誤	 大東和重訳／147
蛙	 森美千代訳／159
南方に死す	 大東和重訳／161
Ⅲ	華人
魚の骨	 羽田朝子訳／183
中国行きのスローボート	 森美千代訳／205
刻まれた背中	 濱田麻矢訳／229
雄鶏	 濱田麻矢訳／269
Ⅳ	国民
天国の裏門	 森美千代訳／279
我らがアブドラ	 森美千代訳／297
猿の尻、火、そして危険物	濱田麻矢訳／313
アツラーの御意志	 濱田麻矢訳／337
解説―黄錦樹の華語コンプレツクス	松浦恆雄／363