出版时间:2004-6 出版社:祥伝社 作者:物集高音
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内容概要
高橋克彦、京極夏彦両先生御推薦!
レトロでモダンで猟奇(エログロ)
薫り高き昭和六年、帝都へようこそ!
血を吐く松。迷路での人間消失。消える幽霊電車。天に浮かぶ文字昭和も始め、帝都東京に現われた謎また謎。早稲田の不良書生、阿閉(あとじ)君はこれから怪事件の取材におお忙し。「玄翁(げんのう)先生」こと間直瀬玄蕃(まなせげんば)は縁側でその謎に挑む。二人の珍妙な問答の末、明かされる意外な真相とは? レトロでモダンで猟奇(エログロ)な時代の風俗を背景に、罠(トリック)と論理(ロジック)が冴え渡る探偵小説の真骨頂。
<まさに天下一の奇書ならん>
高橋克彦
近来随一の快著なりと世評高き物集君の新刊読了す。まさに天下一の奇書ならん。構想精緻、趣味万遍、奇想横溢、文味清涼、戦慄全巻の感あり。物集君の文運いよいよ盛んとなるを確信せり。読書子も必ず購(もと)めてこの驥足(きそく)の天翔ける見届けられるべし。
<巧緻玄妙なる犯罪小説集に酔うべし>
京極夏彦
扉を開ければ馥郁(ふくいく)たる耽奇(たんき)の芳香漂い、頁を繰れば幻夢恠奇(かいき)なる冥界の全景(パノラマ)が屹立(きつりつ)す。奇書『血食』を著した物集高音氏が満を持して放つ、帝都の幽昧(ゆうまい)を揺るがす七つの探偵譚(たん)。絶奇を求め大奇を猟(か)る博識の著者が練りに練った、巧緻玄妙なる犯罪小説集に酔うべし。
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