才女の喪服

出版时间:1987-8-4  出版社:河出文庫(河出書房新社)  作者:[日] 戸板康二  

内容概要

カバー紹介:
ぼくが君の秘密を知っていながら、黙っていた人の悪さを許してくれたまえ――詩人として華々しくデビューした、若く美しい女教師に隠された秘密。遠い過去にさかのぼる複雑に絡み合った人間関係。東京郊外の明るい女子学園と、旧地主の古い屋敷を背景に " 赤いポスト" の謎がはらむ危険は、いつか惨劇を招き寄せて行く……人間心理への深い洞察から生み出された、巨匠の傑作長篇ミステリー!
★ 昭和36年6月発行『才女の喪服』[書誌]の文庫化。
解説:山前譲
装幀:荒川じんぺい
フォーマット:粟津潔

作者简介

戸板 康二(といた やすじ、1915年12月14日-1993年1月23日)は日本の演劇・歌舞伎評論家、推理作家、随筆家。
東京市(現東京都港区)芝出身。旧姓山口。初めは「康夫」と名付けられたが、1923年7月9日、「康二」と改める。
幼時、母方の祖母で戸板裁縫女学校の創立者である戸板関子の養子となる。暁星小学校から暁星中学校を経て慶應義塾大学文学部国文学科卒。慶應国文科では折口信夫に師事。
大学卒業後、明治製菓の宣伝部でPR誌の編集に携わる。第二次世界大戦中は山水高等女学校に国語教師として勤務。のち師久保田万太郎に誘われて日本演劇社に入る。33歳で『歌舞伎の周囲』を刊行してから、続々と歌舞伎批評、随筆、入門書を刊行、『歌舞伎への招待』はロングセラーとなる。44歳の時江戸川乱歩の熱心な勧めによって執筆した『車引殺人事件』で推理作家としてデビュー。『団十郎切腹事件』によって直木賞を受賞する。様々なエピソードやこぼれ話を書いた『ちょっといい話』は、逝去直前まで書き続けられて単行本4集と番外『歌舞伎ちょっといい話』(歌舞伎座の筋書に毎月掲載された、その月の演目にまつわるエピソード)の5冊を数える名シリーズとなったが、元々は戸板のほか岡部冬彦や山川静夫らが書き継いだ『オール讀物』の名物コラムのタイトルから書名をとったものである。ほか句作も行った。
1991年日本芸術院会員。1993年に脳血栓で急逝。

书籍目录

坂の家
倶楽部
鉛筆
鳩の名

自由詩
赤いポスト
求婚
妻の席
かず子
電話
捜査
回想
実験
三つの手紙
解説      山前譲

图书封面

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