出版时间:2011-4-9 出版社:笠間書院 作者:[日] 中野方子
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内容概要
うたの森に、ようこそ。
柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の第2回配本、在原業平です。
モデルと主人公を混同することは許されない。業平は伊勢物語の虚構に依(よ)らなくとも、独立の作品評価に堪(た)えうる歌人だというのが、わたくしの持論である。ーー目崎徳衛
在原業平(ありわらのなりひら)
小町や遍昭(へんじょう)などと並ぶ六歌仙の花形。漢詩文優勢の平安朝初期に、和歌という古来の表現様式を新しい旋律にのせて復活させた天賦(てんぷ)の歌人。『古今集』仮名序で「心余りて言葉足らず」と評された通り、歌のなかに籠(こ)められた彼の真情は、しばしば、歌の器(うつわ)のなかに盛りきれずに溢(あふ)れ出る。端正な容姿に恵まれ、皇統の血をつないで自由奔放(ほんぽう)な行動を示し、華麗なダンディズムを謳歌(おうか)。二条后(にじょうのきさき)や伊勢斎宮との不敵な恋に生きたとされるなど、多情多感な色好みの代名詞として小町と匹敵する伝説を残す。『伊勢物語』の昔男のモデルでもあり、無用者を標榜(ひょうぼう)した東下(あずまくだ)りの話は特に有名である。
作者简介
中野 方子 (ナカノ マサコ)
* 1951年東京生。
* お茶の水女子大学大学院・立正大学大学院修了。
* 現在 お茶の水女子大学非常勤講師。
* 主要著書
『平安前期歌語の和漢比較文学的研究』(笠間書院)
『伊勢物語虚構の方法』(共著・竹林舎)
『源氏物語と東アジア』(共著・新典社)
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