作家たちの死

出版时间：2010-6-1  出版社：文芸社  作者：火野和弥 （ひのかずや）  

内容概要

芸術家としての卓越した才能を持ちながら、短すぎる悲劇的な死を迎えた、明治時代以降の日本を代表する16人の作家たち。彼らの生涯の苛烈さを、その時代の空気とともに追体験しながら、彼らの生と死の真実を考察する作家論。病死、自死を問わず、作家たちの死には大いなる教訓が満ちており、それは、純文学が衰退していく現在の日本に一石を投ずることになるだろう。

作者简介

著者プロフィール
学徒動員により、幹部候補生要員として鉄道第一連隊に入隊。
独立混成第67旅団に転属。
兵役2年、劣等のため独り一兵卒のまま復員。
戦後臨時職員及び下級公務員として勤務。
その間に東京理科大学数学科（定時制）入学（中退）。
労働組合支部執行委員、本部中央委員ほか。
52歳：自己退職。司馬遷『史記』、原始仏典、ドストエフスキー等を独学独修。
59歳：以後ヨーガ体操、ヨーガ呼吸法等独修。
69歳：以後5年、東方学院サンスクリット語科通学。
2010年1月　永眠。
■主な著作
『真理の教え』武井和夫著（1999年、日本図書刊行会）
『マハトマ・ガンディー　そのギターと神と真理』武井和夫著（2002年、西田書店）日本図書館協会選定図書（歴史部門）
『ギターとヨーガ関連ノート』武井和夫著（2003年、西田書店）　日本図書館協会選定図書（哲学部門）
『ある老研究生』火野和弥著（2004年、西田書店）　日本図書館協会選定図書（文学部門、小説）
『無明と明知の旅』火野和弥著（2008年、文芸社）（小説）