出版时间:1978年11月1日 出版社:主婦の友社 作者:石川球太
内容概要
エ~あれです、
映画〝マタンゴ〟の元ネタ・・・
W.H.ホジスンの『夜の声』を
怪作『巨人獣』の石川球太がコミカライズ。
面白くないはずは無いですよね?
とか言って、映画『マタンゴ』とはちょいと違うんですけどね。
同じなのは、舞台が海~白い霧に閉ざされた無人島、
それと〝キノコ人間〟が出てくる所といったぐらいかな。
同じじゃんって? イヤイヤ・・・
ホジスンの方は所謂〝海洋怪奇譚〟といった感じ
で、映画の方は日本SF界の重鎮、福島正実さんと
星新一さん(どう絡んでいたのかは?)による脚本で、
漂着した孤島での〝人間のエゴ〟のぶつかり合いという
ある意味一番いやな恐怖を軸にした、極限状況下での
人間ドラマに仕上げられていています。
なんと言いますか、
どちらも不気味なのには変わりないのですが・・・
小松崎茂さんによる怪物のデザインとか
水野久美さんのヴァンプ女優っぷりとか、
孤島のなんとも言えない薄気味悪さ等
イイのですよ映画の方が。
もう少し小さい頃に観ていたら、
完全にトラウマになっていた事でしょう。
で、福島正実さんによる原作は
「怪獣文学大全」 東雅夫編(河出文庫)
なんかで読む事が出来ます。
こちらの方は別にコミカライズもありまして、
そちらはなんと、石ノ森章太郎さんによる物。
角川ホラー文庫の1冊、
『歯車~石ノ森章太郎プレミアムコレクション』で 読めます。
そして、角川ホラー文庫と言えば、
『マタンゴ―最後の逆襲』なんてぇ~のもありまして、
こちらもオススメだったりします。
ん?なんかマタンゴの事ばかりになってしまった・・・
『白夢海流』も、もちろん良かったのですが、
大好きなんですよ『マタンゴ』が!
同時収録の『黒ミサ幻想曲』
こちらはサックス・ローマーの原作。
〝フー・マンチュー〟の人ネ。
あっ、石川球太さんと言えば!
70年代の少年キングで〝江戸川乱歩シリーズ〟
やってたよね?
人間椅子、芋虫、白昼夢、お伊勢地獄(?) の4作品?
(唐突に〝白昼夢〟が載っていた本が出てたっけ・・・)
読みたい!読みたい!読みたぁ~い!
どっかで、まとめて出してくれないかな~?
图书封面
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