「里」という思想

出版时间:2005-9-23  出版社:新潮社  作者:[日]内山節  

内容概要

「ローカルであること」が、グローバリズムを超える道だ!
近代化社会の申し子といえるグローバリズムは、継承される技や慣習、説話など、私たちの足元にあった「もの・こと」を次々に解体していった。その結果、私たちは手ごたえのある暮らしや幸福を喪失してしまった。確かな幸福を取り戻すヒントは「里=ローカル」にある。「現代人の不幸」を解析し、新しい生き方を提示する思索の書。

作者简介

内山節/著
ウチヤマ・タカシ
1950(昭和25)年東京生まれ。哲学者。1970年代から東京と群馬の二重生活を続ける。著書に、『「里」という思想』『怯えの時代』『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』『戦争という仕事』『清浄なる精神』『共同体の基礎理論』など多数。

书籍目录

はじめに
第一章 山里にて
理由
営み
記憶
作法
物語
「山上がり」
動物

反グローバリズム
解説
「公共」
里の文化
了解
第二章 歴史の意味
馬頭観音
杉沢
景色
一九六五年
時間
多層
喪失
過去
虚構
空白
身体
国家
偶然
第三章 思想のローカル性
理由
営み
記憶
作法
物語
「山上がり」
動物

反グローバリズム
解説
「公共」
里の文化
了解
第四章 グローバルな時間と私たちの仕事
時間価値
通過
犠牲
進歩
技術
仕事人
家業
崩壊
転換期
第五章 日本的精神
離見の見
緩衝帯
森羅万象
伝統
日本的孤独
多層的な精神
個人主義
ローカル性
第六章 九月十一日からの三カ月
九月十一日
反グローバリゼーション
統合
尊厳
検証
幻想
平和主義
叡智
問い
恐怖
同調
正義
情景
想像力
侵略
終章 「未来」をどう生きる
あとがき

图书封面

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