出版时间:2003-12-16 出版社:新潮社
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内容概要
もはやローマは、幾多の危機を乗り越え発展しつづける「栄光の覇者」ではなくなっていた。経済は低迷し、蛮族の侵入が相次ぐ中、皇帝捕囚という未曾有の国難にも見舞われる。皇帝たちの懸命の努力とは裏腹に、帝国は衰退の階段を着実に下り始め、キリスト教が台頭してくる……。「危機の三世紀」の現実を描き尽くした力作。
作者简介
塩野七生/著
1937年7月、東京に生れる。学習院大学文学部哲学科卒業後、1963年から1968年にかけて、イタリアに遊びつつ学んだ。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、一年に一作のペースで執筆。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2001年、『塩野七生ルネサンス著作集』全7巻を刊行。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2006年、「ローマ人の物語」第XV巻を刊行し、同シリーズ完結。2007年、文化功労者に選ばれる。2008-2009年に『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。2010年より「十字軍物語」シリーズを刊行開始。
书籍目录
読者に
第一部 ローマ帝国・三世紀前半
第一章(紀元二一一年―二一八年)
皇帝カラカラ/誰でもローマ市民!/「既得権」と「取得権」/「取得権」の「既得権」化による影響/帝国防衛/ローマのインフレ/パルティア戦役/機動部隊/メソポタミアへ/謀殺/皇帝マクリヌス/撤退/シリアの女/帝位奪還
第二章(紀元二一八年―二三五年)
皇帝ヘラガバルス/皇帝アレクサンデル・セヴェルス/法学者ウルピアヌス/六年の平和/忠臣失脚/歴史家ディオ/ササン朝ペルシア/再興の旗印/ペルシア戦役(1)/兵士たちのストライキ/第一戦/ゲルマン対策/ライン河畔
第三章(紀元二三五年―二六〇年)
皇帝マクシミヌス・トラクス/実力と正統性/元老院の反撃/一年に五人の皇帝/実務家ティメジテウス/東方遠征/古代の地政学/皇帝フィリップス・アラブス/ローマ建国一千年祭/皇帝デキウス/キリスト教徒弾圧(1)/蛮族の大侵入/ゴート族/石棺/蛮族との講和/ゲルマン民族、はじめて地中海へ/皇帝ヴァレリアヌス/キリスト教徒弾圧(2)
第二部 ローマ帝国・三世紀後半
第一章(紀元二六〇年―二七〇年)
ペルシア王シャプール/皇帝捕囚/ペルシアでのインフラ工事/皇帝ガリエヌス/未曾有の国難/ガリア帝国/パルミラ/帝国三分/一つの法律/「防衛線(リメス)」の歴史的変容/軍の構造改革/スタグフレーション/“タンス貯金”?/不信任/皇帝クラウディウス・ゴティクス/ゴート族来襲
第二章(紀元二七〇年―二八四年)
皇帝アウレリアヌス/反攻開始/通貨の発行権/「アウレリアヌス城壁」/ダキア放棄/女王ゼノビア/第一戦/第二戦/パルミラ攻防/ガリア再復/凱旋式(triumphus)/帝国再統合/皇帝空位/皇帝タキトゥス/皇帝プロブス/蛮族同化政策/皇帝カルス/ペルシア戦役(2)/落雷
第三章 ローマ帝国とキリスト教
年表
参考文献
図版出典一覧
图书封面
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