文章読本

出版时间:1982-3  出版社:新潮社  作者:中村真一郎  

内容概要

中村さんは優れた文章家だっただけに、この本では豊富な実例を挙げながら、近現代の日本文学における名文を巧みに紹介されている。特に感銘を受けたのは露伴と鴎外に関する部分で、後に露伴全集や鴎外全集を購入して読んだときに中村さんの仰っていることがいちいち肯綮に当たっていると感じたものだ。
これは、著者自身が若いころ受け取った手紙で、長年これが実は恋文だったことに気づかなかったという体験談が10ページ目から11ページ目にかけて書いてある。表面的な意味はわかっても、その奥の真意はつかめないことがある。そこから、文章論がスタートする。解説は、きわめて平明。
さまざまな文体。いきなり、ユリシーズ(ジョイス)の大胆な和訳が登場するかと思えば、山路愛山、ツルゲーネフの明治時代の和訳、二葉亭の浮雲、円朝の落語、花袋の布団、鏡花の歌行灯、..... 少し省略して、三島の宴のあと、などなど。
こうして見るうちに、文語と江戸の話し言葉の乖離、言文一致運動、口語文の市民権獲得、翻訳文、文体実験の歴史が自然に了解される。文章読本の形をとった近代文学史としても異存はない。
欲を言えば、宮沢賢治をとりあげなかったこと。著者は音痴であり、音韻的文体論は手に余ったのであろう。草野心平はどうなのか。やや不満が残る。ましてや、筒井康隆の「バブリング創世記」は、理解の外であろう。

图书封面

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