東南アジア 世界美術大全集 東洋編12

出版社:小学館 (2000/12)  作者:肥塚 隆 (編集)  

内容概要

東南アジアに伝わったヒンドゥー教と仏教は、各国固有の文化と融合して、独自の芸術を生んだ。インドネシア中部のボロブドゥール寺院。建物は九層の回廊からなり、人々は「無の世界」を表す最上層を目指して参詣した。アンコール・トムの巨大な顔をもつバイヨンは神々に守られた絶対不可侵の王都であることを示す。ミャンマー中部のパガン遺跡。パゴダと呼ばれる3000の仏塔が輝く。厳しい熱帯気候のため崩壊が進んでいるが、今なお多くの信者がこの地を訪れ、美術の極致を敬虔な思いで仰ぎ見ている。これら壮大な遺跡に代表される多様な造形美を東南アジア6か国政府の全面協力を得て、現地取材に基づいた最新・最高の研究成果で伝える。
内容(「BOOK」データベースより)
長らく戦火にさらされていた巨大寺院アンコール・ワット、黄金の大地に3000のパゴダが輝く仏教遺跡パガン建築と彫刻が高度な精神性で融合した寺院ボロブドゥール等カンボジア、ヴェトナム、タイ、ラオス、ミャンマー、インドネシア各政府の全面協力を得て、最新・最高の東南アジア美術を紹介。

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