世界美術大全集 東洋編8

出版时间:1999-6-20  出版社:小學館  作者:西岡 康宏 責任編集,宮崎 法子 責任編集  
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内容概要

モンゴル民族の元を北に撤退させ、漢民族による統治を復活した明は、その喜びと自信を表すかのように多彩な美術を生みだした。その最大の特徴は絵画である。明は絵画の黄金時代であった。浙江を舞台にし、浙派と呼ばれた載進(たいしん)、呉偉、張路、藍瑛(らんえい)などの画家は、雄大で奔放な画風で中期まで画壇を席巻した。浙江と並び称せられたのが、蘇州を舞台にして活躍した呉派であり、沈周(しんしゅう)、董其昌(とうきしょう)、文徴明(ぶんちょうめい)、唐寅(とういん)などは高雅な趣を目指し、後期の文人画の主流となった。日本への影響が多大だったのもこの画派である。董其昌や文徴明は書もよくし、とくに董其昌はこの時代のスーパースターであった。陶磁器は景徳鎮窯(けいとくちんよう)が隆盛を極め、青花(せいか)、五彩、豆彩といった装飾性に富む磁器が製作され海外にも輸出された。日本人に最も好まれた〃やきもの〃であった。また、技術の粋をつくした堆朱(ついしゅ)、螺鈿(らでん)などの漆工品、琺瑯(ほうろう)などの金工品にも名品が生まれた。大陸各地に残る仏教、イスラム、チベット仏教寺院、孔廟などもこの時代の宗教活動を物語り、紫禁城、長城の整備もなされ、江南には名庭が造営された。国力充実の300年間の美術の精華を500点の鮮明カラーと最新の研究成果を反映した文章で構成した。
内容(「BOOK」データベースより)
明代の陶磁器を代表する青花、五彩、豆彩、浙江で活躍し、浙派と呼ばれた画家たち、蘇州を舞台に活躍して呉派と呼ばれた画家たち。山水、花鳥、文人画は多大な影響を日本に与えた。大陸各地に残る仏教、イスラーム、チベット仏教、孔廟、紫禁城、長城などの建造物、江南の代表的名庭などを500余点のカラーで紹介。

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