中国人、中国人を笑う

出版时间：2008  出版社：小学館  作者：辻　康吾  

内容概要

中国人ジョークがあぶり出す中国のホンネ
いまだに厳しい言論統制下にある中国では、ネットやケータイを通じて、中国人自らをネタとするジョークが飛び交っている。そうしたジョークには彼らの不満や不安などホンネがのぞく。日本を「小日本」と侮蔑する一方、「日本を見習え」という意見もいまだに根強いことが見えてくる。そんな中国人の意識が、絶妙なスパイスとなってジョークに効いている。また、中国人による中国人ジョークを分析していくことで、中国人のメンツを重んじ、名より実をとる気質がかいま見えたり、共産党のあやうい体制といったものも浮き彫りになってくる。本書は「隣人・中国」を理解する恰好の入口となるはずである。