怪奇宴 幻の巻

出版时间：2007/08/23  出版社：講談社  作者：朝松健,押切蓮介,箱宮ケイ,マツオユキタカ,山久,哉井涼,金子十一屋,木静謙二,木原浩勝,佐々木崇,瀬川サユリ,零一,武本糸会  
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内容概要

現代の語り部により蘇りし魑魅魍魎の饗宴
●巻頭特集　多田克己隊長率いる奇っ怪探検隊が行く！「1日で回る東京奇っ怪名所巡り～都電荒川線編～」
妖怪研究家・多田克己率いる奇っ怪探検隊が、都電荒川線沿線の奇っ怪名所を探索する。隊員の押切蓮介・佐々木崇両氏合作になる描き下ろし探検記も収録。
●「木守り」 木原浩勝＋木静謙二
奇妙な木彫りを古道具屋から買った客が、次々と不運に見舞われる。その訳とは……？『新耳袋』の木原浩勝が、かつて自ら封印したという恐怖譚を漫画原作として書き下ろし！
●「宿屋の怪」 瀬川サユリ
その宿の女主人は男の精気を吸う女妖だった。今日も若い男の宿泊客が二人、その女妖の餌食に！！
●「サンタ」 金子十一屋
今日は楽しいクリスマス。幼い少女のサンタクロースへの願いは、亡くなった父親が帰ってくること。
●「緑衣の美女」 武本糸会
山道に迷った青年は、この世のものとも思えぬ美しい歌声に導かれるままに、麗しい女性と巡り会う――。
●「いつかの迷い路」 箱宮ケイ
どことも知れぬ場所に迷い込んだ少年は、狐の面を付けた奇妙な少女に遊び相手に誘われる。
●「ぬばたま一休」 朝松健＋哉井涼
歌道を極めんと、武士の身分を捨て庵を結ぶ、一人の若者。しかし彼は、夜毎に庵を訪れる妖しき美女との愛欲の日々に溺れていた。そんなある日、旅の僧侶が若者のもとに――。
●「化けの皮」 零一
旧校舎の渡り廊下の鏡の前に立つと、その人間の本性が見えるという。それを確かめに行った少年の末路は！？
●「その瞳にうつるもの」 マツオユキタカ
少女に新しく処方された目薬は、効果抜群！あんまり見えすぎて、見てはいけない物まで……。
●「かわいい猟犬」 山久
犬を飼うことを禁じられた祖父の家で少女がこっそり飼い始めた小犬。しかし、その小犬には恐ろしい秘密が……！！