建礼門院右京大夫集

出版社：講談社  作者：建礼門院右京大夫,糸賀きみ江  
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内容概要

平家興亡のなか歌と恋に生きた女の惜春の書中宮徳子に仕え、平家の公達と交流した宮廷での春秋。壇ノ浦に恋人資盛を失ってからの悲嘆の日々。情趣豊かな訳と懇切な注解で味わう「恋と追憶のモノローグ」。

作者简介

糸賀　きみ江（イトガ　キミエ）
１９２６年茨城県に生まれる。東北大学文学部国文学科卒業。共立女子短期大学教授、青山学院大学文学部教授などを歴任。中世和歌文学・女流日記文学専攻
※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

书籍目录

上冊　宮仕えの春秋（序—わが目ひとつに見むとて
雲の上に光見る
輝く雲の上にいて
貴公子との交流
若き日の維盛　ほか）
下冊　追憶と鎮魂の祈り（寿永元暦の夢まぼろし
月にしぼる袖
思いたゆむことなき明け暮れ
風のおびただしく吹く夢に
死を思う　ほか）