制服少女たちの選択

出版社:株式会社 講談社  作者:宮台真司  
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内容概要

「売り」は「悪い」ことか。大人はそれに答えられるか。見知らめ男を相手に身体を売る女子高生。しかし、彼女たちに倫理を問えるほど、私たちの社会に確固とした倫理規範があるだろうか。家庭・学校・地元―あらゆる既存の共同体が消滅し、「島宇宙化」社会が到来する。90年代以降の社会構造を予見した、新しい異才の問題作。

作者简介

一九五九年生まれ。八七年東京大学大学院博士課程修了、社会学博士。社会システム理論を専攻。学生企業の取締役から東大助手・東京外大講師を経て、現在、東京都立大学助教授・東京大学講師。
九三年九月の朝日文化面紙上「ブルセラ論戦」を皮切りに、『現代』『諸君!』などに関連する文章を発表、興味深い世代論・戦後論へと発展させる。
主著は、国家権力の成り立ちを分析した『権力の予期理論』、戦後の若者メディアの変化を論じた『サブカルチャー神話解体』(共著)など。事実の発掘に執念を燃やす新しいタイプの社会学者である。

书籍目录

まえがき
第Ⅰ部 制服少女がパンツを売る理由
第一章 パンツを売ってどこが悪いの?
第二章 団塊の親たちの無残な失敗
第三章 鏡としての「パンツ売り」
第四章 少女は郊外で浮遊する
第五章 「女子高生」というブランド
第Ⅱ部 コミュニケーションの進化史
第六章 新人類とオタクとは何だったのか
第七章 無神論者たちの宗教ブーム
第八章 社会は「島宇宙化」する
あとがき

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