出版时间:2006 出版社:講談社 作者:杉本つとむ
内容概要
わが国近代科学の土台を築いた本草学者群像中国から伝来し、日本で独自の発展をとげた本草学。その水準は、江戸期、小野蘭山らの登場で頂点に達した。自然科学研究に巨大な足跡を残した日本本草学の消長。 本草学は、動・植物学、鉱物学等にわたる壮大な学問であり、ほぼ博物学に相当する。中国渡来のこの学問は、江戸期に日本独自の本草学を創成し、小野蘭山、畔田翠山により、その研究は頂点へと達した。明治期、本草学は欧米流学問の奔流に呑み込まれていくが、その成果は生物学、民俗学、方言学等に継承された。学問史に異彩を放つ日本本草学の消長。
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