海の鳥・空の魚

出版时间：1990-1  出版社：角川文庫  作者：鷺沢萠  
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内容概要

どんな人にも光を放つ一瞬がある。その一瞬のためだけに、そのあとの長い長い時間をただただすごしていくこともできるような―。恋、カレッジライフ、うたかたの日々。まちがった場所に戸惑い、溜息しつつ、何かをつかんだ輝きの一瞬、喜びの涙がこぼれた。海中に放たれた鳥のように生きてゆく、大好きな仲間たち。新鋭女流のきらめく作品集。

作者简介

1968年6月20日、四人姉妹の末っ子として東京都世田谷区に生まれる。 大田区出身。
1987年に「川べりの道」で第64回文学界新人賞を受賞、女子大生小説家としてデビュー。当時彼女の受賞は史上最年少であった（1993年に記録は塗り替えられた）。実父はコーキ出版代表で『戦えリキ』等の作者でもある鷺沢祥二郎。鷺沢萠は『川べりの道』で文学界新人賞に応募した際「公木萠（こうきめぐみ）」を名乗ったが、「公木」は「鷺沢」とともに、鷺沢祥二郎が使用していたペンネームである、公木龍太郎に基づく（『駆ける少年』あとがき参照）。姉には裁判官もいるエリート一家。後に父方の祖母が韓国人であることを執筆のための取材の途上で知る。これを契機に韓国へ留学をし、作品に新境地を開いた。エッセイの執筆の他、小説や絵本の翻訳も行った。作品はイタリア、韓国などでも翻訳されている。
1990年、映画監督の利重剛と結婚。1991年、離婚。
2004年4月11日、東京都目黒区の自宅で自殺した。35歳没。