脳を究める

出版时间:1996.5  出版社:東京-朝日新聞社  作者:立花隆  
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内容概要

脳はどこまでわかっているのか。人間にとって最も重要な器官の一つ「脳」をとり上げ、最新機器を駆使しての研究現場の実情と、研究の成果を、豊富なカラー写真とともに紹介する。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

作者简介

立花 隆(たちばな たかし、本名:橘 隆志 1940年5月28日 - )は、日本のジャーナリスト・ノンフィクション作家・評論家。幼少期より一貫して人の生と死の問題に関心を持ってきた。あるいは人間存在の本質に興味を抱き続けてきた。そのため、他人の目には一見すると結びつかないような多方面のことをテーマに考え、書いてきた。したがって、その仕事ぶりは行き当たりばったりで大きなグランドデザインはないようにも見える。これについて立花自身は次のように述懐している。「人生というのは、いつでも予期せぬことに満ち満ちている。計画など立てたところで、計画通りの人生など生きられるはずがないのである。もし自分の計画通りの人生を生きた人がいるとしたら、それはたぶん、つまらない人生を生きた人なのだ…(略)」(『生、死、神秘体験』)。
前述のように、立花の関心の中心には生と死の問題があると言えるかもしれない。臨死体験、脳死、異常性格者、超能力など、およそアカデミックではなかった分野にまで科学的な視点から切り込んでいくことも多く、したがって一部ではオカルト主義者との評価も生まれた。
猫好きで、東京都文京区小石川に「猫ビル」(巨大な猫の顔が壁に描かれている)の別名で呼ばれる地上三階地下一階建の事務所兼書庫を保有。数万冊にも上る蔵書を抱える。地下にはワインセラーを設置しており、無類のワイン好きである。猫ビルについては、妹尾河童が「ぼくはこんな本を読んできた」で図解で紹介している。
兄は元朝日新聞社監査役の橘弘道(たちばな ひろみち、1938年 - )。
文庫化に際し記載無い場合は、版元・巻数は同じである。
『素手でのし上がった男たち』(番町書房、1969年)
『思考の技術』 日経新書、1971年、中公文庫 1990年
『日本経済・自壊の構造』(日本実業出版社、1973年)菊入龍介名義
『中核 vs 革マル』全2巻 講談社、1975年、講談社文庫、1983年 ISBN 4061341839、ISBN 4061341847
『田中角栄研究』 講談社 1976(のち新版・同文庫全2巻)
『文明の逆説 危機の時代の人間研究』講談社 1976(のち文庫)
『日本共産党の研究』 講談社全2巻 1978(のち文庫全3巻) 第1回講談社ノンフィクション賞受賞
『ジャーナリズムを考える旅』文藝春秋、1978(のち『アメリカジャーナリズム報告』と改題して文春文庫)
『アメリカ性革命報告』文藝春秋 1979(のち文庫)
『農協』朝日新聞社 1980(のち文庫)
『ロッキード裁判傍聴記 1~4』、朝日新聞社 1981~85(のち『ロッキード裁判とその時代』と改題して朝日文庫)
『田中角栄いまだ釈明せず』朝日新聞社 1982(のち『田中角栄新金脈研究』と改題して朝日文庫)
『宇宙からの帰還』中央公論社 1983 中公文庫、1985
『「知」のソフトウェア』講談社現代新書 1984
『青春漂流』 講談社スコラ 1985 (のち講談社文庫)
『論駁--ロッキード裁判批判を斬る 1~3』 朝日新聞社、1985-86、(のち文庫)
『脳死』中央公論社 1986(のち文庫)
『脳死再論』中央公論社 1988(のち文庫)
『同時代を撃つ 情報ウオッチング 1~3』 講談社 1988-90(のち文庫)
『サイエンス・ナウ』朝日新聞社 1991(のち文庫)
『サル学の現在』平凡社 1991(のち文春文庫全2巻)
『脳死臨調批判』中央公論社 1992(のち文庫)
『電脳進化論 ギガ・テラ・ペタ』朝日新聞社 1993(のち文庫)
『巨悪 vs 言論』文藝春秋 1993(のち文庫全2巻)
『臨死体験』文藝春秋全2巻 1994(のち文庫)
『ぼくはこんな本を読んできた』文藝春秋 1995(のち文庫)
『インターネット探検』講談社、1996
『脳を究める』朝日新聞社、1996 (のち文庫)
『立花隆の同時代ノート』講談社、1997
『インターネットはグローバル・ブレイン』講談社、1997
『立花隆・100億年の旅』朝日新聞社、1998(のち文庫)
『100億年の旅2 宇宙・地球・生命・脳 その原理を求めて』朝日新聞社、1999(のち文庫)
『100億年の旅3 脳とビッグバン』朝日新聞社、2000(のち文庫)
『人体再生』 中央公論新社、2000(のち文庫)
『21世紀知の挑戦』文藝春秋、2000(のち文庫)
『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』文藝春秋、2001(のち文庫)
『東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論』文藝春秋、2001(のち文庫)
『解読「地獄の黙示録」』文藝春秋、2002(のち文庫)
『「田中真紀子」研究』 文藝春秋、2002(「政治と情念」と改題し、文春文庫)
『「言論の自由」VS.「●●●」』文藝春秋、2004
『イラク戦争・日本の運命・小泉の運命』講談社、2004
『シベリア鎮魂歌 香月泰男の世界』文藝春秋 2004
『思索紀行 ぼくはこんな旅をしてきた』書籍情報社、2004
『エーゲ 永遠回帰の海』書籍情報社 2005
『天皇と東大 大日本帝国の生と死』 文藝春秋全2巻、2005
『滅びゆく国家 日本はどこへ向かうのか』 日経BP社、2006
『ぼくの血となり肉となった500冊 そして血にも肉にもならなかった100冊』文藝春秋 2007
『小林・益川理論の証明 陰の主役Bファクトリーの腕力』 朝日新聞出版、2009

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