出版时间:2010-11-16 出版社:岩波書店 作者:苅部 直
内容概要
和辻哲郎(1889-1960)は明治以後の日本において最も包括的な哲学体系を築きあげた.そのテクストを日本政治思想史研究者が同時代の言説状況の文脈のなかで丁寧に読みなおし,〈人間と政治〉の問題を和辻がどのように考えてきたかを,その矛盾や欠落もふくめて検証する.付録として全集未収録の和辻の論考を併載.
作者简介
苅部 直(かるべ ただし)
1965年東京生まれ.1994年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了,博士(法学).東京大学教授(大学院法学政治学研究科・法学部).日本政治思想史.著書に,『丸山眞男――リベラリストの肖像』(岩波新書),『移りゆく「教養」』(NTT出版),『鏡のなかの薄明』(幻戯書房)がある.
书籍目录
まえがき
凡例
序 章 「土下座」をめぐって
第一章 生命・人格・象徴
1 〈光〉の原風景
2 「煩悶」青年の精神世界――世紀末文化と演劇体験
3 「Formの神秘」――象徴主義・人格主義・教養王義
第二章 古代日本とデモクラシーの発見
1 古代日本との出会い
2 デモクラシーの再現――民本主義論
3 「文明」を超えて
第三章 倫理学と政治
1 倫理学体系の形成
(1)「人格より人間へ」
(2)見いだされた〈日本〉
(3)「人間の学」と時代情勢
2 和辻倫理学の構造
3 戦時体制と「思慮の政治」
終 章 光と闇
注
付録資料
家庭の私事 和辻哲郎
『東京帝国大学学術大観』文学部第十一章「倫理学科」 和辻哲郎
金子武蔵
斎藤勇先生追慕 堀 豊彦
岩波現代文庫版あとがき
和辻哲郎略年譜
图书封面
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