王朝文学の楽しみ

出版时间:2011-2  出版社:岩波書店  作者:尾崎左永子  
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内容概要

『源氏物語』『枕草子』『伊勢物語』など「王朝古典」には誰もが学校の「古文」などで触れるが、その本当の面白さは教科書に採用されぬ部分にある、と著者は断言する。誰もがかかえる愚かしさ、燃えるような嫉妬心、権力者との危うい関わり…。今も変わらぬ人間の本性を映す世界へ、現代的な感覚、小気味よい筆運びで案内する。

作者简介

尾崎左永子(オザキサエコ)
歌人、エッセイスト。1927年、東京に生まれる。東京女子大学文学部国語科卒。佐藤佐太郎に短歌を学び、57年、歌集『さるびあ街』(沖積舎)上梓。放送作家、作詞家として活動。松尾聰門下として日本古典の世界へ。歌集多数。著書に『源氏の恋文』(求龍堂、日本エッセイスト・クラブ賞)、『源氏の薫り』(同)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

书籍目录

序章 王朝文学の世界へ
第1章 王朝文学、二つの柱
第2章 『古今和歌集』の出現
第3章 日記文学の面白さ
第4章 歌から物語へ
第5章 暮らしの背景ー王朝文学理解のために
第6章 紫式部と清少納言
第7章 『新古今和歌集』-王朝文学の終焉

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