出版时间:2001-6-20 出版社:岩波書店 作者:谷川 健一
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内容概要
「山の人生」に描かれた貧しい山人や漂泊民サンカ.「海南小記」の漂泊民たち.「海上の道」に登場する南島から黒潮にのって稲作文化ともに北上した人々.さらに遠野の伝承や古琉球の民俗,常世の国考….巨人・柳田の学問を丹念にあとづけながら,著者自らの永年の踏査と論考をまじえ,柳田民俗学の鋭さと広がりを新たな切り口から捉え直す.
书籍目录
はじめに
第一章 山の漂泊民
新四郎屋敷/新四郎の告白/『山の人生』と「新四郎さ」/自然児重右衛門/観音笹を追って
第二章 山人論の運命
小さきものの世界/山民から山人へ/山人の分類/国つ神と蝦夷/南方熊楠との論争/東北地方のアイヌ語地名/山の神の原像/山の神と杓子
第三章 漂海民と孤島苦
家船/糸満漁夫の「旅」/海に背を向ける島民/孤島苦
第四章 『海上の道』考
未来へのはなむけの書/宝貝と椰子の実/稲作北上説/柳田説の再評価/幼時体験と民族体験/「古琉球」以前/東海岸の海上交通
第五章 稲の嬰児
シラとスジ/南島の初穂儀礼/インドネシアの初穂儀礼/稲実公の任務とは何か/新嘗の夜の忌籠り/民間の新嘗と宮廷の新嘗/冬至は暦法の基点/暦なき時代の一年
第六章 稲作一元論をめぐって
祖霊と稲作/さまざまな食習/粟の信仰儀礼/税としての稲/農民のニヒリズム/オシラサマと養蚕/金属と民俗
第七章 海彼の他界
根の国と黄泉国/みみらくの島/東方海上の浄土/浄土の方位/冥界の明るさ
第八章 日本人の学
女性の力/女性と酒/感官の民俗学/スプーンで日本を掘る/日本を知るための物さし/開かれた国学/畏き人
あとがき
柳田国男略年譜・主要著作
图书封面
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