統合の終焉

出版时间：2013-4-24  出版社：岩波書店  作者：遠藤 乾  

内容概要

連邦国家を目標とする「統合」の物語は終わった。けれども、どっこいEUは生きている。このことをどう考えたらよいのだろうか。EUの形成過程やその内的なダイナミズムの分析、統合の思想的検討などを通じて、ヨーロッパ統合のもつ豊かな含意を引き出していく。気鋭の国際政治学者がEUの実像と論理に迫る意欲作。

作者简介

遠藤 乾（えんどう けん、1966年3月27日 - ）は、日本の政治学者。専門は、国際政治学、EU研究。現在、北海道大学大学院法学研究科・公共政策大学院教授。東京都出身
北海道大学法学部卒業後、ベルギー・カトリック・ルーヴァン大学修士課程、欧州委員会未来工房専門調査員を経て、オックスフォード大学で政治学博士号取得。
その後、在イタリア欧州大学院大学ジャン・モネ研究員、米ハーバード法科大学院エミール・ノエル研究員、在台湾国立政治大学客員教授、東京大学法学部非常勤講師、京都大学法学部非常勤講師、仏パリ政治学院客員教授、欧州大学院大学フェルナン・ブローデル上級研究員などを歴任の他、『読売新聞』コラムニスト、『外交フォーラム』書評委員を務めた。