有害コミック撲滅!―アメリカを変えた50年代「悪書」狩り

出版时间:2012  出版社:岩波書店  

内容概要

一九五〇年代前半のアメリカで、暴力・流血・性的シーンが少年非行を助長するという主張に世論が同調し、「有害コミック」が一掃された。
コミックブックの黄金時代は一気に終焉を迎え、九百人近い原作者や作画家たちが追放され、二度と復帰することはなかった。
本書は、当時の関係者に取材し、何が起こったのかを詳細に裏づけた労作。
日本の悪書追放運動との関連を考察する「訳者あとがき」を付す。
社会なんかくそくらえ―アメリカン・コミックス誕生
金かせぎだったのさ―コミックスのゴールド・ラッシュ時代
犯罪はひきあう―犯罪コミックス大躍進
若者が危ない―カトリック教会の禁書リスト
血だまり―コミックス弾劾の声
では、ぼくらがなすべきことをしよう―有害コミックスを燃やせ!
ウーファーとツイーター―大騒ぎは続く
ラブだ…ラブだ…ラブなんだ!!―花開くロマンス・コミックス
ニュートレンド―ホラー・コミックスの大ブーム
頚静脈のなかのユーモア―ゲインズとカーツマン、『マッド』創刊
パニック―『マッド』の姉妹紙『パニック』
ペイン博士の勝利―ワーサムの新著『無垢なる者たちへの誘惑』
われわれは何を怖れているのか?―公聴会が開かれる
もう、うんざりなんだ!―ゲインズは反撃したが
マーフィーの法則―コミックス・コードという自主検閲
受難は続く―ゲインズが選んだ道
暴力・流血・性的シーンが少年非行を助長するという世論によって,アメリカから「有害コミック」が一掃され,800人以上の原作者や作画家が追放された.本書は,1950年代前半に起こった事件を丹念に調べ,当時の関係者に取材して詳細を明らかにした労作.日本の悪書追放運動との関連を考察する「訳者あとがき」を付す.

作者简介

ハジュー,デヴィッド[ハジュー,デヴィッド][Hajdu,David]
音楽と大衆文化の評論家。コロンビア大学大学院教授
小野耕世[オノコウセイ]
国際基督教大学卒。NHK教育局、国際局勤務を経て、映画とコミックスの評論、翻訳で活躍。2006年、手塚治虫文化賞特別賞受賞。現在、国士舘大学客員教授
中山ゆかり[ナカヤマユカリ]
慶應義塾大学卒。英国イースト・アングリア大学大学院美術・建築史ディプロマ取得。美術展企画会社勤務を経て、美術関係の執筆・翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

图书封面

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