出版时间:2011-6-28 出版社:岩波書店 作者:上丸 洋一
内容概要
約40年前,「左翼」運動全盛の時代に従来の総合雑誌とは異なる切り口から,「保守」に言葉を与えた雑誌が創刊された――.以降,『諸君!』『正論』は,何を主張し,日本の言論空間をどのように塗り替えたか.主要な論争点を取り上げ,論調の変遷を実証的に分析した画期的労作.
作者简介
上丸洋一(じょうまる よういち)
朝日新聞編集委員.1955年2月,岐阜県高山市生まれ.78年,早稲田大学政経学部を卒業し,朝日新聞社に入社.東京本社人事部員,千葉支局員,学芸部員,学芸部次長,オピニオン編集長,「論座」編集長などを経て,2007年から現職.
著書
『本はニュースだ!』径書房,1993年
共著書
『房総のうた』(朝日新聞千葉支局,未來社,1983年),『戦後50年 メディアの検証』(朝日新聞取材班,三一書房,1996年),『戦争責任と追悼』(朝日新聞取材班,朝日選書,2006年),『「過去の克服」と愛国心』(朝日新聞取材班,朝日選書,2007年),『新聞と戦争』(朝日新聞「新聞と戦争」取材班,朝日新聞出版,2008年)新聞労連ジャーナリスト大賞,JCJ(日本ジャーナリスト会議)大賞,石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞をそれぞれ受賞,『新聞と「昭和」』(朝日新聞「検証・昭和報道」取材班,朝日新聞出版,2010年),『報道現場』(朝日新聞社ジャーナリスト学校ほか編,慶応義塾大学出版会,2010年)
书籍目录
序章 生きている紀元節――なぜ『諸君!』『正論』の研究なのか
第一章 『諸君!』創刊への道
第一節 池島信平「保守派でゆきましょう」
第二節 戦後保守と雑誌『自由』
第二章 カリスマの残影――鹿内信隆と『正論』創刊
第三章 日本核武装論――清水幾太郎と西村眞悟の間
第四章 靖国神社と東京裁判
第一節 他者のまったき不在
第二節 A級戦犯合祀に異議あり
第三節 保守から右派へ
第五章 A級戦犯合祀不快発言と天皇の戦争責任
第一節 富田メモの衝撃
第二節 東条英機と天皇の間
第三節 「君臨」した者として
第六章 永遠の敵を求めて
第一節 「悪の帝国」ソ連の脅威
第二節 北朝鮮を打倒せよ!
第七章 岸信介と安倍晋三を結ぶもの
第八章 朝日新聞批判の構造
第一節 朝日は日本のプラウダか
第二節 〈排他〉は〈寛容〉を排他する
第九章 空想と歴史認識――田母神俊雄と林健太郎の距離
終章 蓑田胸喜と『諸君!』『正論』の間
あとがき
人名索引
图书封面
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